2024.09.30 11:00肩の痛み肩の関節は、緩いつながりでできています。そのため、体にぶつかる部分以外はすべて動かすことができる、とても可動範囲の広い関節です。骨と骨をつなぐのは靭帯ですが、靭帯が強固すぎると動く範囲の制限が大きくなります。肩は、細かい筋肉群によってその可動域を実現しています。そのためか、使わな...
2024.09.29 11:35コーヒーは体に、アルコールは体に。食べ物と飲み物については、体に良い、体に悪いと、いろいろなところでいわれています。それはエビデンスベースであれば、その条件下においては、ひとつの事実でしょう。アルコールにいたっては、健康の観点からはほんの少しでも良くないと、国から発表がありました。でも面白いもので、飲むならこのく...
2024.09.28 10:00睡眠前の呼吸寝る前に、ゆっくりとした呼吸を少しの間やってみる。これだけでも、眠りに入りやすい状態をつくれるかもしれません。いつも通り布団をかぶったら、仰向けになり、口は閉じて鼻で呼吸をします。鼻の奥を狭めるようにしながら、細切れに20秒くらいで息を吸い、同じ時間をかけて吐きます。吐ききったら...
2024.09.27 10:30健康寿命健康寿命の延伸、というフレーズは、健康産業に従事していなくても、よく聞くようになりました。命が尽きる寿命ではなく、健康でいられる寿命、というわけです。しかしどうやら、健康寿命の定義は数値などによって規定しておらず、日常に支障なく元気で生活できる、という各々の感覚を集めたものなので...
2024.09.26 11:1040歳40歳を過ぎたころから、いつも体のどこかが痛い、動きが悪い、といった毎日を過ごす人が増えてくるのではないでしょうか。体調について何も気にならなかったあの頃が懐かしく思えます。目の前のことなどに集中していると気になりませんが、ふとしたときに、膝が痛いなあ、いつも肩が凝っているなあ、...
2024.09.25 11:4065歳高齢者の定義として、65歳という年齢があります。世間ではこの時点でどんな人も、高齢者に分類されてしまいます。健康づくりの観点からは、何ごとも人による、というのが当たり前なのですが、いろいろな制度を考えるうえで、ひとつの線引きは必要なのでしょう。最近では、65歳以降の「低栄養」が問...
2024.09.24 11:10腹式呼吸と胸式呼吸さまざまな場面で腹式呼吸の大切さがうたわれています。そも、胸式呼吸との違いは何でしょうか。胸式呼吸はその名称から、横隔膜を使わずに、胸を膨らませて呼吸すると思われがちですが、どんな呼吸であっても横隔膜は動きます。胸腔をもっとも陰圧にして、肺に空気が入ってき易くできるのが横隔膜です...
2024.09.23 10:40血管のラストワンマイル酸素も栄養も水分も、血管内を流れる血液といっしょに体中をめぐります。血管が隅々までいきわたっていれば、体の隅々まで潤います。普段あまり動かない生活をしていると、特に毛細血管がなくなっていくので、供給インフラが途絶えて、さながら分断した道路のようになります。体内スマートシティ化は、...
2024.09.22 09:30外呼吸と内呼吸呼吸というと、肺に空気を送り込んで、その中の酸素を体にいきわたらせて、代謝後に発生した二酸化炭素を、吐く息で排出する一連の流れを思い浮かべます。これは一般的に外呼吸と言われています。もう一つ、体内にいきわたった酸素を、細胞が取り込んで代謝する流れを、内呼吸と表現します。いくら外呼...
2024.09.21 01:18お金を払ったほうが良い健康づくりには、体を動かすことが必須です。これは運動する!というよりも、じっとしている時間を減らすということです。それができていて初めて、次のステップとしての筋トレーニングや有酸素運動に、いい加減で取り組めます。じっとしている時間を減らすのは、、生活スタイルをよくよく考える努力に...
2024.09.20 10:05息は自分の心息という漢字、誰が考えたかはわかりませんが、自分の心と書きます。なるほど、焦ると息が浅く速くなり、落ち着いているときは深くゆっくりであるなど、心の状態に連動する側面があります。また、深くゆっくりとした呼吸をすることで、落ち着きにつながるといわれています。呼吸を意識してコントロール...
2024.09.19 08:55効果と効率筋トレーニングをするということは、筋肉に、わざと負荷を与えます。日常生活は、できるだけ疲れないように動くほうがラク、つまり、筋肉をできるだけ使わないように工夫するということです。歩くときも、関節をあまり曲げずに重心移動できれば、疲れにくくなります。毎日の効率と、筋トレーニングで求...