COLUMN

いつもの生活習慣に違和感が生じる。例えば、最近おなかの調子が悪い、お酒が翌日に残る、体重が増える・・・など。年を重ねれば、体の中も外も変わっていくのは当たり前ですので、体の声をいち早く察知してその原因をいち早くやめていくと、毎日が少し楽しくなりそうです。

動的な息止めトレーニングは、パフォーマンスを向上させる方法としてよいものですが、最適なプロトコル(SpO2値や体内のCO2濃度・期間など)が定まっていません。

イヤなことが頭を支配してイライラ・カッカしているとき、呼吸は浅く速くなっています。これに気付けたらもう、自己コントロールができ始めているのではないでしょうか。気づくためには、普段からゆっくりとした呼吸を経験しておくことです。

歩いたり走ったりする場合、その地面の衝撃吸収力は、アスファルト→乾いた土のグラウンド→全天候型陸上競技場→人工芝→天然芝→砂浜・・・の順に高まります。反発力はこの逆になりますね。どの地面がお好みでしょうか。

マラソンのような長距離走では、ランニングエコノミーが重視されます。同じ距離を同じタイムで走るなら、より少ないエネルギー消費は長い距離には有利です。体の使い方という点でも良いと思いますが、痩せたるためにカロリーをたくさん消費したい人もいて、この逆説感が興味深いのです。

歩きながらや走りながらの息止めトレーニングは、筋肉の酸素消費効率が上がり、毛細血管やミトコンドリア機能が改善するといわれています。毛細血管が増えれば体に酸素がいきわたりやすくなり、ミトコンドリア機能が改善すれば、細胞が酸素をよりうまく使いやすくなります。

トレーニングに息止めを取り入れるとき、体内は酸素が少ないだけでなく、高二酸化炭素状態になっています。呼吸したい!という欲求は、酸素不足より二酸化炭素過多のほうが敏感な信号になるようです。

高たんぱく食やプロテインサプリメントの摂取は必要か。一般的にPFCバランスのとれた食事をしていれば、趣味や競技で筋肉の発達が欲しくない限り不要です。つまりそうなりたいなら必要。その前に、PFCアンバランスな食生活の人が多いかもしれませんよ。

有酸素運動のような持久性の運動を行っている人は、心の疲労への耐久性(メンタルタフネス)もあるとか。それとも心が強いから持久性の運動ができるのでしょうか。因果関係の森に迷い込みそうです。

いま使っている筋肉はどこ?なんて考えないで、できるだけ力を出す。こんなふうに筋トレしたほうがよいこともあります。いちばん力が出る姿勢が、正しいフォーム。

トーマスエジソンが1882年に電球を発明しなかったら、夜更かしの程度は抑えられて、睡眠がとりやすかったかもしれません。でも経済や産業の発展も今ほどではないでしょう。そのまえにきっと、エジソンでない誰かが発明しますね。

肥満になると、首、あご、喉、舌、鼻にまで脂肪がつくそうです。鼻の奥の、上咽頭や中咽頭のまわりの組織にも脂肪がついていることがあるとか。これにより上気道が狭くなり、鼻呼吸がしづらくなるわけです。