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背中の筋肉をピンポイントで鍛えるには、筋肉が最大収縮するように胸をそらしますが、本来引く動作をするときは体ごと引っ張ろうとするので、胸はまっすぐか少し丸まるくらいになります。筋肥大のための最適解と、パワー出力のためのそれは違うということです。

足の裏で横幅が最も広くなっているポイントは、親指と小指の付け根を結ぶラインです。でもここから指の先にかけてその幅は狭まることありません。運動するためのシューズで、足先にかけて狭まっているものを履いていませんか?踏ん張って蹴りだすための指を、使いにくくしているかもしれません。

しっかり筋トレをしたとき、お腹が減って喉が渇くし、体もだるくて眠くなります。疲労や微小な損傷から回復しようと頑張っているのでしょうか。これは当日だけでなく翌日も続きますので、相応の施しをしてあげたいところ。

ランニングが趣味の人は、時速10kmくらいまでは口を開けずに、鼻呼吸だけで走ってほしいと思います。胸郭が最大限広がりますし、鼻の通りも良くなります。そして、このトレーニングを積み重ねれば、換気能力が高まることでしょう。

小売店舗の「こんにちは」と、会員制店舗の「こんにちは」・・・前者でしっかりお客様の顔をみて「その人だけに」が伝わる挨拶をされると、すぐファンになります。後者でお客様の顔を見ずに、どこかの空間に挨拶するようなさまに遭遇すると、一気に評価が・・・。「こんにちは」だけでも奥が深い!

動きを止めてじっくり行う静的ストレッチには、疲労回復のエビデンスがないといわれています。むしろしっかり休む(寝るなど)かマッサージなどで血流促進したほうが良いといわれています。でも、ストレッチは気持ちが良いので、疲労感は軽減しそうです。

腰が痛い、足の裏がつる、頭が重い・・・。いつもと違う体のサインは何かの不具合のお知らせです。原因を考え対処したいところ。でも、サインが出続けていると無視できるようになってしまい、異常に慣れてしまいます。怖い・・・。

他人がいてこその人生とはよく言われますが、自分の健康づくりを誰かに褒められるとうれしいもの。ということは「毎日歩いていてすごいですね」「体重を維持できていて素晴らしい」など、誰かを褒めると、誰かの健康づくりのモチベーションが高まるのではないでしょうか。

日中、食事の後に読書をすると、すらすら読めない・・・すっと理解できない・・・などいつもと違う状態になることがあります。血糖値の上下が影響している可能性がありますので、そんなときは15分ほど軽い睡眠をとると、リセットできます。

「鍛える⇔整える」「追い込む⇔癒す・満たす」「利用する⇔滞在する」・・・。健康づくりのための環境は、その日の気分によってどちらにでも変えられるほうがいいな、と思います。

液体が管を流れるとき、流量内径(半径)の4乗に比例します。血管内径が半分になると、流量は16分の1になるということ。狭くなる&柔軟性を失うといった動脈硬化による血管障害の影響を、あらためて感じます。  

前日に深酒をしたわけでもないのに、朝起きたときに気持ちが悪い、頭が重い、あくびが出る・・・。多くは睡眠の質や量が足りていないと思われます。起床後1時間もすればその症状も消えるので気づきにくいですが、朝のスタートダッシュができないだけでなく、長期的な体への負担を積み重ねている、もったいないことになっているのではないでしょうか。