呼吸の振動と脳

まだヒトでは研究が不足していますが、一般的に哺乳類は、鼻呼吸によって生じる呼吸の振動（特に吸うときに大きい）が、脳のネットワーク調整、嗅覚プログラム、記憶、行動の形成に良い影響を与えていると言われています。口で呼吸すると、この振動はなくなります。とても微々たるものですが、１日２万回、１年７３０万回、人生８０年で５億８４００万回となると、無視しないほうがよさそう。ぽかんと口が開いた子供は、のほほんとして可愛いものですが、口呼吸が癖にならないように、伝えていきたいものです。